こんにちは、hypnos編集部です。
このページでは、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の違いや活用方法について解説しています。
レム睡眠とノンレム睡眠のことを知ると、日々の睡眠の質を高めやすくなります。深い睡眠のためにも、参考になれば幸いです。
目次
レム睡眠・ノンレム睡眠とは?違いや意味を解説
睡眠は、「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があります。
眠り始めはまず「レム睡眠」から始まり、その後「ノンレム睡眠」が来ます。レム睡眠とノンレム睡眠は、それぞれ交互に90分~120分ごとに入れ替わります。
ここからは、レム睡眠とノンレム睡眠について詳しく解説していきます。
レム睡眠とは
レム睡眠は「浅い睡眠」です。
「眠り始め」や「起きる直前」で、夢見がちでも半分意識があるような状態です。身体は休息していますが脳はほぼ起きている状態です。
その日にあった出来事を脳の中で整理しており、記憶の定着などもこの間に起こると言われています。
ノンレム睡眠とは
ノンレム睡眠は「深い睡眠」です。
身体ももちろん休息していますが、脳も休んでいる状態です。
ノンレム睡眠の間は身体と脳を両方休める時間で、特に休息には重要な時間です。
ノンレム睡眠の中で最も高レベルな「深睡眠」とは
ノンレム睡眠はその中でも眠りの深さがステージ1からステージ3まであり、ステージ3の最も深い睡眠が「深睡眠」と呼ばれています。
睡眠の質を高めるためには、この「深睡眠」を眠り始めてから4時間以内に2回以上とれるかが重要となります。
つまり、睡眠時間が多少短くなっても、この眠り始めから4時間の間に「深睡眠」が2回以上とれれば睡眠の質はかなり高まります。
参考書籍:1万人を治療した睡眠の名医が教える 誰でも簡単にぐっすり眠れるようになる方法
深睡眠におすすめのリカバリーウェアについて
ノンレム睡眠の中で最も深い眠りの「深睡眠」に到達するために、VENEXリカバリーウェアをご紹介させて下さい。
リカバリーウェアはナノプラチナという鉱物を繊維に練り込んだ「PHT」という特殊素材を使用しており、疲労回復や自律神経の回復におすすめの衣類です。
オリンピック選手などの一流アスリートも愛用しており、ぐっすり睡眠したい方に向いています。
リカバリーウェアをご利用頂いた口コミを下記の記事にまとめていますので、気になる方は参考にして頂ければ幸いです。
レム睡眠で起床できる「目覚まし時計」や「アプリ」について解説
レム睡眠は「浅い睡眠」ということは先ほど解説しましたが、もしこの「レム睡眠」の時に起床することができればすっきりと目覚めることができます。
最近では、レム睡眠を見計らって起こしてくれる目覚まし時計やアプリなどが存在するため、レム睡眠時に起きることが簡単になってきています。
そこで、ここではレム睡眠で起こしてくれるグッズやアプリについて解説していきます。
レム睡眠で起こしてくれる目覚まし時計:オムロンねむり時間計
レム睡眠を見計らって起こしてくれる目覚まし時計は色々なものがありますが、代表的なものとして「オムロン ねむり時間計」という商品があります。
こちらの時計は、起きたい時間をセットして枕元に置いておくだけで、寝返りなどの動きを感知してくれます。
これにより睡眠の深さを検出し、眠りが浅いレム睡眠の時に起こしてくれます。
レム睡眠で起こしてくれる目覚ましアプリ:Sleep Cycle alarm clock(スリープサイクル)
もしスマートフォンを持っているのであれば、こちらの「スリープサイクル」というアプリがおすすめです。
上記のオムロンの時計の役割をスマホで行ってくれるもので、下記に紹介する「Hue」という目覚まし電球ともリンクさせることができるため、質の良い目覚めを得ることができます。
また、オムロンの時計は加速度(動き)センサーしかついていませんが、スリープサイクルには音声認識もついているためより目覚ましの精度が高いといえます。
レム睡眠で起こしてくれる電気:PHILIPS Hue(フィリップス ヒュー)
メンタリストDaigoさんの書籍でも紹介されていたのが、こちらの「PHILIPS Hue(フィリップス ヒュー)」という電球です。
通常の電気器具につけることができる電球で、スマートフォンやスマートスピーカーで制御することができる特殊な電球です。
明るさや色を調整できる上に、指定した時間に電気をつけることも可能になります。
上記の「スリープサイクル」と組み合わせると、レム睡眠を狙って部屋を明るくしてくれるため、自然な目覚めを得ることができて最強の目覚ましアイテムとなります。
夢はレム睡眠とノンレム睡眠どちらで見ている?
夢を見るのは一般的に、眠りが浅い「レム睡眠」時の方が多いと言われています。
しかし、ノンレム睡眠時にも夢はみているということが最近の研究で分かっており、睡眠中は常に夢の中にいる状態になります。
それぞれの睡眠時に見る夢を分析すると、
- レム睡眠時の夢は実体験に近い
- ノンレム睡眠時の夢は抽象的
という傾向があるという結果が分かっています。
また、起きた時に覚えている夢は目が醒める直前に見ていた夢と言われており、この夢は起きる準備のために見ていると考えられています。
参考書籍:1万人を治療した睡眠の名医が教える 誰でも簡単にぐっすり眠れるようになる方法
レム睡眠とノンレム睡眠の周期・時間について
レム睡眠とノンレム睡眠の周期は、およそ90分~120分ということが研究で分かっています。
一般的に「90分の倍数」で睡眠をとると睡眠の質が高くなると言われていますが、レム睡眠とノンレム睡眠の周期を考えると個人差があるため、明確に必ず90分の倍数が良いと断定できるわけではないようです。
ただ、睡眠は前述した通り、眠り始めの90分をいかにぐっすり眠るかという部分が重要になっており、睡眠中の90分という時間は確かに黄金の時間と呼べます。
レム睡眠が少ないor多いとどうなる?
ここでは、レム睡眠が少ない場合と多い場合でそれぞれどうなるのかを解説します。
レム睡眠が少ない場合
レム睡眠は「浅い睡眠」ですが、レム睡眠が少なくなると睡眠の満足度が下がると言われています。
「浅い睡眠(レム睡眠)」がないということは、つまりその後にくる「深い睡眠(ノンレム睡眠)」が十分に深くならないということになってしまい、睡眠の質が下がります。
そのため、長時間寝たとしてもレム睡眠が少なければよく寝た感覚が得られないのです。
レム睡眠が多い(深い)場合
レム睡眠が多いと睡眠の質が非常に高まるのかといえば、そうではないです。
理由は、睡眠の質はレム睡眠の回数よりも
- 眠りはじめの最初の90分に「新睡眠」が起きるか
- 眠り始めてから4時間以内に「新睡眠」が2回以上起きるか
による部分が大きいからです。
また、余談ですが赤ちゃんはレム睡眠が多いことが分かっています。これは、脳をあまり使わないため、深く眠る必要が少ないからです。深い睡眠である「ノンレム睡眠」が少なく、浅い睡眠である「レム睡眠」が多いという研究結果が出ています。
レム睡眠とノンレム睡眠についてまとめ
- レム睡眠は「浅い睡眠」
- ノンレム睡眠は「深い睡眠」
- ノンレム睡眠で最も深い睡眠は「深睡眠」と呼ばれる
- 深睡眠にはリカバリーウェアがおすすめ
- レム睡眠の時に起きるとすっきり目覚められる
- レム睡眠を狙って起こしてくれる目覚まし時計やアプリなどがある
レム睡眠とノンレム睡眠についてまとめると、上記のようになります。
ノンレム睡眠は深い眠りなので身体の疲れを回復してくれますし、レム睡眠は浅い睡眠なのでこの時に起きることができればすっきりと目覚めることができます。
それぞれの睡眠について理解が深まると、より日々の休息に応用しやすくなります。また、リカバリーウェアを使うとより睡眠をサポートしてくれますので、深く休息したい方にはおすすめです。